退去時のキッチン掃除はどこまで必要?原状回復の範囲とチェックポイント

2026/01/22 ブログ

引越しや退去が決まると、「キッチンの掃除って、どこまでやればいいの?」と悩む方はとても多いものです。
ハウスクリーニングが入るとはいえ、まったく掃除をしないのは気が引けますし、汚れを放置すると原状回復費用を請求されるケースもあります。

この記事では、退去時のキッチン掃除はどこまで必要なのか、原状回復の考え方と、チェックすべきポイント、自分でできる掃除方法までを分かりやすく解説します。


退去時、キッチンの掃除は本当に必要?

賃貸物件を退去する際、基本的には退去後にハウスクリーニングが入るため、「掃除は必須ではない」とされています。
しかし、まったく掃除をせずに退去すると、汚れの状態によっては原状回復費用として追加請求される可能性があります。

また、大家さんや管理会社へのマナーとしても、最低限の掃除をしてから退去することが望ましいと言えるでしょう。


原状回復義務とは?キッチンで費用請求されやすいポイント

賃貸には「原状回復義務」があります。
これは、入居者の故意・過失、通常の使用を超える使い方によって生じた汚れや損傷を元に戻す義務のことです。

つまり、普通に生活していて生じる経年劣化については、入居者が費用を負担する必要はありません。

原状回復の対象になるキッチンの汚れ

  • ガスコンロ・IHにこびりついた油汚れや焦げ付き
  • 換気扇・レンジフード内部のベタついた油汚れ
  • 排水口の詰まりや悪臭、ヌメリの放置
  • 水アカ・サビを放置して固着した汚れ

これらは「手入れ不足」と判断されると、原状回復の対象になる可能性があります。

経年劣化として扱われるケース

  • 通常使用によるシンクや作業台の細かなキズ
  • 長年の使用による色あせ・変色
  • 冷蔵庫背面の電気焼け

日常生活の中で自然に発生する劣化については、費用請求の対象外になるのが一般的です。


退去前にチェックすべきキッチンの場所

キッチンで特に確認しておきたいのは、以下のポイントです。

  • ガスコンロ・IH調理器周辺
  • 換気扇・レンジフード
  • シンク・蛇口・排水口
  • 壁・収納扉・床

普段使っていると汚れに気づきにくいため、「第三者の目線」でチェックすることが大切です。


自分でできるキッチン掃除の方法

ガスコンロ・加熱調理器

油汚れにはアルカリ性洗剤が効果的です。洗剤を吹きかけ、マイクロファイバークロスで拭き取ります。
汚れがひどい場合は、洗剤を含ませたキッチンペーパーを貼り付けて数分置き、やさしくこすりましょう。

換気扇・レンジフード

外せる部品は取り外し、住まい用洗剤でつけ置き・拭き洗いをします。
油汚れは放置すると固着しやすいため、できる範囲で早めの対応がポイントです。

シンク・蛇口・排水口

水アカにはクエン酸などの酸性洗剤を使用し、スポンジやクロスで磨きます。
排水口はゴミやヌメリを取り除き、ニオイが残らないようにしましょう。

壁・収納・床

壁や扉の油ハネには住まい用洗剤を含ませた布で拭き掃除を。
床は掃除機後、水拭き→乾拭きで仕上げると清潔感が出ます。


時間がない人・不安な人はプロに任せるという選択

引越し前は荷造りや各種手続きで忙しく、キッチンの細かな掃除まで手が回らないことも多いものです。
また、「どこまで掃除すればいいか分からない」「原状回復費用が心配」という方もいらっしゃるでしょう。

そのような場合は、プロのハウスクリーニングに任せることで、安心して退去を迎えることができます。


まとめ|退去時のキッチン掃除は「汚れの放置」を防ぐことがポイント

退去時のキッチン掃除は、すべてを完璧に行う必要はありません。
ただし、油汚れや水アカ、排水口の汚れなどを放置すると、原状回復費用の対象になることがあります。

できる範囲で掃除を行い、難しい場合や不安な場合は、プロに相談するのも賢い選択です。

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