退去時の掃除はどこまで必要?原状回復の範囲と場所別チェックポイント

2026/01/15 ブログ

引っ越しが決まると、多くの方がこんな不安を感じます。
「退去前って、どこまで掃除しないといけないの?」
「ちゃんと掃除しないと、追加でお金を請求されるのでは…?」

実は、退去時の掃除は“すべて元通りにする必要はありません”
ただし、何もしなくていいわけでもありません。

その判断基準になるのが、「原状回復」と「経年劣化」という考え方です。
この記事では、退去時にどこまで掃除すればいいのかを、できるだけわかりやすく解説します。

そもそも「原状回復」とは?

国土交通省のガイドラインでは、原状回復を次のように定義しています。

「賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」

簡単に言うと、
「入居者の使い方が原因でできた汚れや傷は、元に戻す必要がある」という意味です。

一方で、普通に暮らしていれば必ず起こる劣化まで、入居者が負担する必要はありません。

請求されやすいのはこんなケース(原状回復)

例えば、次のようなものは「入居者負担」になる可能性があります。

  • 結露や水漏れを放置してできたカビ
  • 落書き、物をぶつけた凹み

  • 重たい物を落としたことによる傷や凹み

浴室

  • 手入れ不足で発生したカビ・水アカ

キッチン

  • コンロや換気扇の油汚れを長期間放置したもの

ここでのポイントは、「放置したことによる汚れ」や「不注意による傷」です。

これは請求されないことが多い(経年劣化)

一方、次のようなものは、通常「経年劣化」として扱われます。

  • 日焼けによるクロスの変色

  • 家具・家電を置いていたことによるへこみや跡

キッチン

  • 冷蔵庫裏の電気焼け

これらは、普通に生活していれば避けられない変化のため、原則として入居者負担にはなりません。
※ただし、最終判断は管理会社や契約内容によって異なります。

結局、退去時の掃除はどこまでやればいい?

結論としては、次のスタンスがおすすめです。

  • 「自分の使い方が原因の汚れ」はできる範囲で落とす
  • 「経年劣化」は無理に直さなくていい

また、退去後にはハウスクリーニングが入る物件がほとんどですが、
まったく掃除せずに退去するのは、マナー面でも費用面でも不利になることがあります。

次回予告

次回は、「キッチンの掃除はどこまでやるべき?」を詳しく解説します。

  • 油汚れはどの程度まで落とす?
  • 換気扇は自分で掃除すべき?
  • 業者に頼んだ方がいいケースは?

実際によくあるご相談をもとに、現実的な目安をお伝えします。

時間がない方・不安な方へ

もし、
「時間がない」「どこまでやればいいか分からない」
と感じたら、部分的にプロの清掃を取り入れるのも一つの方法です。

退去前後のお掃除や、水まわりだけのご相談も承っています。
ご相談・お見積りは無料ですので、お気軽にお声かけください。

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